FX初心者のためのスタート資金とは?最初はいくらから始めるべき?
話題の投資方法のひとつ、FXは難易度が高そうに見えることから少額の投資でもためらってしまう方がいます。しかし、初心者でも始めやすい「スタート資金」を学んでおくことで、どなたでも挑戦できる投資方法です。この記事ではFXのスタート資金についてスポットを当てて、詳しく解説します。ぜひ、ご一読ください。
FXはいくらから始められる?
日本にはいろんな投資方法があり、定期預金や不動産投資なども広く知られていますが、簡単な投資方法ながら、大きなリターンにつながることがある「FX」も安定した人気を誇っています。
では、FXとは一体どのぐらいのスタート資金を用意すれば始められるものでしょうか。
結論からいうと、スタート資金の金額は、取引を依頼する会社によって基準が異なっています。FXは直接投資を行うのではなく、株式投資のように会社をとおして投資を行う方法です。
お手持ちのスタート資金で始められる取引会社さえ見つけてしまえば、簡単に投資を始めることができます。
最低金額は100円としている会社もあり、お小遣いを投資することも容易です。「大きな金額をFXに投資することに、抵抗感がある」という方も多いでしょう。
少額で投資の感覚に慣れてから投資金額をアップしてもよいため、様子見をしているよりも、まずは小額から始めてみることがおすすめです。
どうして会社ごとに必要な資金は違う?
株式投資の場合、2018年10月1日以降は全国の取引販売所において売買単位が定められたことをご存じでしょうか。現在株式の販売単位は「100株」に定められており、実際の購入金額は各企業の下部かに100を乗ずることで計算できます。
この金額に、手数料などが加算されます。手数料には会社ごとに異なりますが、株式取引上はどの会社でも売買金額は同じです。一方のFXは取引できる最小の単価は取引会社ベースで異なっています。
ある会社は1通貨単位で定めているため、最低限必要な資金は数百円であり、別のある会社の場合は最低通貨単位を1,000と定めているため、必要な最低資金は数万から数十万となっています。
FX初心者が最初に投資すべき金額はいくら?
FXは株式取引と比較すると、取引に必要な金額が会社選びで左右されるため、まずはどんな会社と取引を開始するべきか慎重に検討する必要があります。有名な会社が自身に向いているとは限らず、どの程度の金額を投資に利用したいか、などの判断基準を持つべきでしょう。
では、初心者の方がFXに投資を開始する場合には、どのぐらいの金額から始めるとよいでしょうか。
安心の数万未満でスタートしよう
まだFX取引の知識に乏しい初心者の方は、気軽に投資を始められる数千円から数万円程度の範囲内からスタートすることがおすすめです。
どのような相場感覚なのか、実際に利益を上げるためにはどんな手続きを経る必要があるのか、ひとつずつ勉強していくためにも、まずはお小遣い感覚の金額から参入してみましょう。
投資金額が少ないと、その分リターンされる金額も少ないですが、「勝率」や「利率」の感覚がつかめれば、その後の豊かなFX取引ライフを楽しめるようになります。
また、失敗したと感じるときにどのようなタイミングで「損切り」を行えるのか、という視点も忘れないでおきましょう。少ない単位で慣れていくと、金額を増やしていっても冷静に取引に臨めるようになります。
ストレスを感じない取引を心がけよう
FXは投資信託などの投資方法と比較すると、アップダウンを経験しやすい投資方法です。ストレスを感じてしまうと、勉強が思うようにはかどらない可能性もあります。
まずはご自身にとってストレスとなりにくい投資金額を設定しましょう。利益の獲得に執着するのではなく、スキルアップをまずは優先することがおすすめです。
知っておくべきFX初心者がやりがちな失敗
誰でも少額から簡単に始められるFX投資ですが、初心者の場合には知っておきたい「失敗談」もあります。ついやってしまいがちな失敗も多いため、この章でぜひご確認ください。
大きな金額で投資を開始してしまう
FXの魅力は、その他の投資方法よりも高額のリターンが見込めることです。かしこくレバレッジを活用すれば、少額でも大きなリターンにつなげていくことが可能です。
しかし、いきなり不慣れな状態から高額投資を始めてしまうと、思わぬ落とし穴に遭遇する可能性があります。継続的に利益を上げるために、投機を続けてしまい大切な資産を失ってしまう方もいます。
自信を少しずつ養うためにも、いきなり不慣れな高額投資に挑戦することは控えましょう。
リスク管理を怠る
FXは長期的な視点で投資を行う投資信託や定期性預金とは異なり、リスク管理を行わなければなりません。
トレードの動きが激しいため、適切に管理を行いながら、ときには早急に撤退をする必要もあります。初期の頃は、どのぐらいまでマイナスを許容できるのか、自身で感覚を身に着ける必要があるでしょう。
たとえば、1度の投資額につき、マイナスは2割までと決めておくと、トレードの動きに対して冷静に判断できるようになります。
まとめ
この記事では、FX初心者向けに「スタート資金」の視点から詳しく解説を行いました。最初の頃はトレードに慣れず緊張するかもしれませんが、リスク管理に慣れてくると効率よく利益を上げることも可能です。少額から挑戦し、投資の感覚を養っていくことでマイナスのトレードにも動じず損切りできるようになります。ぜひこの記事を参考に、FXに挑戦してください。