FXの世界で必須の知識!ロスカットとは何か分かりやすく解説!

公開日:2023/10/15  最終更新日:2023/07/03

効率よく投資することで大きなリターンも期待できる「FX」ですが、あくまでも投資であるため、損が発生した際にはどのように対処するべきか、知っておく必要があります。そこで、この記事ではFXの世界では広く知られている「ロスカット」について注目します。わかりやすく解説しますので、ぜひご一読ください。

リスク管理に欠かせない!FXのロスカットとは

投資にはいろんな種類の対象物があり、定期性預金や不動産、会員権ビジネスなども挙げられますが、効率よく利益を上げたいと考える場合には、「FX」を選択することもおすすめです。

しかし、FXはハイリターンが期待できる分、大きな損失を生む可能性もあります。では、損失が発生した際にはどのように対処するべきでしょうか。その方法のひとつが、ロスカットです。

ロスカットは損失カットを自動的に判断するルール

FXは相場が荒れている時には大きな損失を生み出す可能性があります。元本を大きく割れこむ損失を経験する方も少なくありません。しかし、安易に巨額の損失が続くと、投資家は市場を撤退するどころか、生活が立ち行かなくなってしまいます。

そこで、ロスカットと呼ばれるルールが導入されています。損失が発生した際に一定の基準を超えたら、取引会社が自動的にポジションを確定させ、損失の拡大を防ぐ行為です。

市場から強制的に撤退させるため、投資家の過剰な損失を防ぐ効果があります。証拠金と呼ばれる手持ちの資金が減少していくと、強制的に行われてしまうため、余力資金はいつもゆとりを持っておくことが望ましいでしょう。

損失を制御するための救世主!ロスカットの注意点

投資家保護の視点から導入されているロスカットですが、ロスカットが起きる以上損失の状態が加速していることを意味します

では、ロスカットの発生に関して知っておきたい注意点とはどのようなものでしょうか。この章では、ロスカットの注意点をわかりやすく解説します。

ロスカットは証拠金を失う

FXはハイリターンが期待できる分、トレンドが乱高下し続ける場合があります。ロスカットを避けるために追加で証拠金を入れたとしても、下落が急加速してしまうと結局ロスカットが発動し、大きな損失が確定する可能性があります

証拠金を入れるタイミングや、損切を行って投資を建て直すなど、いろんな方法を検討しながら損失と向き合う必要があります。

相場の状況は冷静な分析が不可欠です。

ポジションの一部を決済することも必要

ロスカットは投資家保護の目的はあるものの、損失をゼロで抑える効力があるものではありません。それなりに痛みをともなうものである以上、ロスカット以外の回避策を知っておく必要があります。

その方法のひとつが、ポジションの一部決済です。含み損がすでに生まれているポジションがあるなら、ロスカットが発動する前に一部を決済しておき、確定させてしまうのです

この方法なら別の取引に資金を投入できるほか、事前に少額の損失で確定できるため、結果として証拠金を守る行為にもつながります。

損切りとロスカットは異なる

ロスカットは各取引会社が独自の基準の下で行うものですが、共通していえることは「これ以上損が発生することは避けたほうがよい」というラインで、損失を確定させていることです。

しかし、そうなる前に損切りを行えば、大きなロスカットによる損失は生まれません。つまり、ご自身の判断による損切りと、一企業が判断を行うロスカットは異なっているのです

自分の意思で損切りを行えば、ロスカット発動を待つ必要はなくなります。

訳あってロスカットを避けたいときの方法

強制的に市場からアウトする「ロスカット」ですが、巨額の損失を防ぐメリットはある分、証拠金を失ったり再投資の機会を失うリスクもあります。では、ロスカットをあえて避けるためには、どんな方法が検討されるでしょうか。

低いレバレッジで投資を行う

証拠金よりも大きく投資を行えるレバレッジが魅力のFXですが、乱高下を経験するとヒヤリとする場面も多くなります。

巨額の損失を確定させてしまうロスカットを回避したい場合、初期の段階からレバレッジは低めで開始することがおすすめです。

損切りの基準を設ける

誰でも投資の最中は、乱高下をするレートを見ても「まだチャンスは来るのではないか」と理想を抱きがちです。

しかし、高レバレッジで運用を行っている場合、わずかな判断見据え巨額の損失を生み出す可能性もあります

そのため、損切りについては冷静な判断を下すためにも、ロスカットとは別にご自身の独自基準を設けておきましょう。ロスカットよりも確実に損失は少なく、ダメージを回避できます。

また、冷静な市場判断を身に着けるためには、損切りのタイミングはどのような投資にも必要です。

証拠金の入金タイミングを逃さない

証拠金のタイミングはテクニックが必要です。すでに文中で述べましたが、安易に証拠金を追加しても、激しく下落していく最中に証拠金を入れたら、結果として含み損を増やしたうえで、ロスカットを経験する可能性があります

証拠金だけではなく、ポジションの総数なども調整すれば、ロスカットを回避できる可能性もあります。

まとめ

この記事では、FXに参入するにあたっては必ず知っておきたい「ロスカット」について詳しく解説を行いました。ロスカットは重要な処置であり、多くの投資家を保護してきた実績があります。その一方で、ロスカットがあるゆえにFXの難しさを実感する方もいます。安全に、そして効率よく投資を乗りこなすためにも、ロスカットの仕組みを学びながらFXを活用しましょう。

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