FX初心者が最初にやるべきことは?取り組むべき重要なステップを解説!

公開日:2024/10/15  

重要なステップ

FX取引に興味があるけれど、何から始めればいいのか分からない。そんな初心者の方も多いのではないでしょうか。FXで成功するには、正しい知識と戦略が不可欠です。本記事では、FX初心者が最初に取り組むべき重要なステップを解説します。これからFXを始めようという方は、ぜひ参考にしてください。

そもそもFXとは?

FXとは、外国為替証拠金取引のことです。英語の「foreign exchange」から「FX」と呼ばれています。円やドルといった通貨を売買することで差額で利益を得ることを目的とする金融商品です。

外国通貨の交換レートを為替相場といいますが、FXは為替相場の変動を利用して利益を狙います。予想が的中して利益を上げられることもあれば、予想に反して相場が変動し損失を出す可能性もあるため、常に利益を出せるわけではありません。

FXの仕組み

FXでは、取引する2国間の通貨の組み合わせを「通貨ペア」とよんでいます。たとえば、米ドルと日本円の場合は「USD/JPN」米ドルとユーロなら「EUR/JPY」となります。FX取引は、外国為替市場における通貨の売買を行う取引であり、その特徴の一つが差金決済です。

差金決済とは、取引において実際の通貨の受け渡しを行わず、売買によって生じた損益のみを決済する方式を指します。つまり、FX取引では、売買した通貨そのものを受け取ることはなく、為替レートの変動によって生じた差額が利益または損失として計算されるのです。

FX取引において、為替レートが予想したとおりに変動すれば、より多くの利益が得られます。逆に、不利な方向に変動した場合は、損失が発生します。FXでは、差金決済によって、取引の結果生じた損益のみが受け渡されるのです

FXのもう一つの特徴が、少ない証拠金で大きな取引ができる仕組みの「レバレッジ」です。FXでは、外貨預金とは異なり、預け入れた証拠金の最大25倍(国内FX業者の場合)までの取引が可能です。

しかし、同時にリスクも高くなるため、大きな損失を被る危険性もあります。レバレッジはFXの最大の特徴であり、資金効率を高められる一方で、慎重に扱う必要があるのです。

まずFXの基礎知識を身につける

次に、FXの基礎知識について解説します。

スプレッド

FXで重要な基礎知識の一つに「スプレッド」があります。スプレッドとは、FX取引における通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の差額のことです。投資家が負担するため実質的な取引コストとなります。

スプレッドは「銭」や「pips」という単位で表され、狭いほど有利な取引ができます。スプレッドはFX提供会社によって異なり、多くの業者がウェブサイトなどで公開しています。

スプレッドは通常固定されていますが、市場の急変時や流動性が低下している時期には例外的に広がることがあります。取引量が大きいFXでは、わずかなスプレッドの差が大きな利益の違いにつながるため、スプレッドの狭い会社を選ぶことが重要です。

スワップポイント

スワップポイントの理解も重要です。スワップポイントは、通貨ペア間の金利差から生じる利益または損失のことです。取引時に、高金利通貨を買い、低金利通貨を売ると、その金利差分をスワップポイントとして毎日受け取ることができます。

逆の場合は、スワップポイントを支払うことになります。スワップポイントは、各国の中央銀行などが定めた金利をもとに、各FX会社が通貨ペアごとに設定しています。

中長期的な取引戦略として、プラスのスワップポイントが発生する通貨ペアを保有し続けることで、為替変動とは別に安定した収益を得ることも可能です。ただし、為替が大きく変動した場合は、スワップポイントで得る利益よりも為替差損が大きくなるため注意が必要です。

口座開設から取引までの基本的な流れ

ここからは、口座開設から取引までの基本の流れを説明します。

FX会社の選定

始めにするべきことは、口座を開設するFX会社を決めることです。FX会社を比較する際は、取り扱っている通貨ペアやスプレッドの広さ、スワップポイントなどを比較し、最も有利になる会社を選びましょう

口座開設

次に、選んだFX会社に口座開設を申し込みます。その際、本人確認書類が必要となるため、運転免許証やマイナンバーカードなどを用意しておきましょう。

入金

口座開設後、FX会社の口座に入金します。入金が終了すると取引可能な状態となるため、取引する通貨ペアを決めましょう。最初は、ニュースなどで取り扱われるため情報量が多い米ドル/円(USD/JPY)が無難です。

取引に慣れてきたら、他の通貨ペアに挑戦してみてもよいでしょう。通貨ペアを選択したら注文を行います。注文を出したら、相場の変動を確認したうえで決済の指示を出しましょう。

まとめ

今回はFX初心者が最初にやるべきこととして、FXに関する基礎知識や口座開設の流れを紹介しました。FXにはスプレッドやスワップポイント、レバレッジなど独特の用語があります。そのため事前に様々なことを学ぶ必要があり、一人で学ぶのは大変かもしれません。そんなときは、FXスクールで体系的に学ぶのが最も効率の良い学習方法です。FXについてしっかりと学びたい方は、FXスクールでの勉強を検討してみてはいかがでしょうか。

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